野球選手に必要なケアとは

野球選手に必要なケアとは

ストレッチの重要性

野球で高みを目指していくためには、十分な体のケアを行うことが必要不可欠です。
なぜなら野球の中ではピッチングやバッティングなどの同じ動作を繰り返し行うため、体の同じ部分に負担がかかり続け、疲労がたまりやすいからです。
例えばピッチングにおいては、ただ肘の関節を曲げ伸ばしするだけではなく、肘をひねるような動作が必要になります。
こうした動きを何度も行なっていると、肘の関節に負担がかかり、筋肉に疲労が溜まることは避けられません。
そうしたことが要因となって怪我を引き起こし、あなたの成長を阻んでしまいます。
一時は活躍していたにも関わらず、怪我をきっかけにその後の道を断たれてしまった選手は数多くいます。
したがってプロを目指していくうえでは普段から適切なケアを行うことで怪我を防ぎ、よい状態で練習に臨めるようにしておくことが大切です。

そして体のケアの中でも重要なのが、練習後のストレッチです。
ストレッチは筋肉の疲労を回復させるほか、筋肉の伸張性の維持、関節の可動域の維持といった効果があります。
実際に自分が野球をしているときの動きを思い出してみてください。
ストレッチで得られる効果が、どれも良いパフォーマンスを発揮するために欠かせないものであることがわかると思います。
筋肉に疲労が溜まっていると強い動きを生むことができませんし、関節の可動域が狭いとフォームが崩れたり、関節を痛めたりしやすくなるのです。
ですからこの後説明していく方法に沿って、運動したあとにはきちんとストレッチを行うことを習慣づけましょう。

野球選手に効くストレッチ

ここからは具体的なストレッチの方法について説明していきましょう。
まず最初に、どのストレッチにも通じるポイントから紹介していきます。
注意してほしいポイントは以下の4つです。

・ストレッチは反動をつけず、ゆっくりと筋肉を伸ばしていく。
・息を吐きながら筋肉を伸ばし、伸ばしきってからは普通に呼吸をする。
・同じ部分のストレッチは20秒を3セットが目安。
・痛みを感じないところで止める。

これらのポイントから言えることは、ケアとしてのストレッチは筋肉を伸ばすことを目的としているということです。
ウォーミングアップで行うような、筋肉を温めるストレッチとは別物であるということを意識して行いましょう。
そうすれば自然と上記のポイントを押さえた適切なストレッチが身に付くでしょう。

それではまず上半身のストレッチの方法から見ていきましょう。

・膝をついて前傾し、腕を前出して肩の筋肉を伸ばす。
・その状態から手を置く位置を外側にずらし、肩を内側に入れるようにして伸ばす。
・立ち上がって両手を後ろで組み、体を反らして胸の筋肉を伸ばす。
・うつぶせの状態から手をついて上体を持ち上げて体を反らし、上半身の全面を伸ばす。
・片方の腕を反対の腕で体に引きつけるように押さえ、肩の筋肉を伸ばす。
・片方の肘を頭の上に持ってきて、反対の手で肘を押さえながら体ごと横に倒す。
・頭を片方の手で持って様々な角度に傾け、首の筋肉を伸ばす。
・両手を頭のうえで組んで体を倒し、脇腹を伸ばす。
・四つん這いの上体で指先の向きを下にして、手首を伸ばす。

これらのストレッチを行ったうえで、筋肉の疲れを感じる部位が残る場合には上記のポイントを踏まえてじっくり伸ばしてみましょう。

次に下半身のストレッチの方法を挙げていきます。

・あおむけの状態で片方の膝を抱え、そのまま体の反対側に倒して腰を伸ばす。
・あおむけの状態で両膝を頭のうえに持ってきて、背中から腰にかけて伸ばす。
・体操座りの状態から手を後ろにつき、片方の足をもう片方の足の上に乗せて太ももの筋肉を伸ばす。
・座った状態で片方の足は前に伸ばし、もう片方の足を正座するように畳んで太ももの筋肉を伸ばす。
・座った状態で開脚し、体を前に倒して太ももの内側を伸ばす。
・同じく開脚の状態で体を足に向かって横に倒し、足の裏側の筋肉を伸ばす。
・長座の状態になって体を前に倒し、足の裏側の筋肉を伸ばす。
・腕立て伏せをするような状態から片方の足の指をもう片方の足のかかとに乗せて、足の裏側の筋肉を伸ばす。
・膝立ちの状態から片方の足を立て、股関節を縦に伸ばす。

下半身のストレッチは以上となります。
特に太ももの筋肉などには疲れがたまりやすいので、時間をかけてストレッチを行い、疲れをためないようにしましょう。

ストレッチ以外のケア

今回はストレッチを中心に野球選手のケアについて紹介しましたが、もうひとつ知っておかなければならないものがあります。
それがアイシングです。
練習後に肩などに痛みや熱感がある場合、氷などを使ってその部分を冷やすことをアイシングと言います。
これは痛みや熱感の原因である筋肉の炎症を抑えるためのケアです。
特にピッチャーの方で、球数が多かった練習のあとに肩に違和感がある場合にはアイシングをすることをおすすめします。

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