野球における天性型とは

野球選手は大きく分けると2つのタイプ

野球選手に限りませんが、スポーツ選手のほとんどが、大きく分けると2つのタイプに分類できます。
一つは天性型で、このタイプはしばしば天才型という言い方がされます。

どちらかといえば天才型のほうが言葉の響きがいいため、よく用いられますが、そのスポーツを行うにあたって、天賦の才能を持って生まれた選手であり、努力して会得することのできない特徴を持っている選手のことを指します。

もう一つの努力型は、文字通り努力に努力を重ねて上手くなっていくタイプの選手のことで、圧倒的多数の選手がこれに該当すると思われます。

しかしながら、世界を舞台に活躍する選手や国内でも素晴らしい成績を収めていく選手というのは、相対的に見て天性型がたゆまぬ努力を重ねた結果といえるでしょう。

プロ野球選手における天性型の代表選手といえば

少年野球や部活で野球に取り組んでいる子達は、甲子園に出ることや将来プロ野球選手となって活躍することを夢に頑張っていることでしょう。
そんなプロ野球選手の中で天性型として活躍した有名な選手といえば、何といっても長嶋茂雄さんです。

長島茂雄さんについて野村克也さんが、バッターボックスに入っていったいどんな球を狙っているのかが全くわからなかったと語ったのは、よく知られています。

これは、タイミングの合っていない変化球に手を出すことがしばしばあったからです。
普通なら凡打になるところが、長島茂雄さんの場合は天性の野球センスによってとっさの反応によってヒットにしてしまうことがよくありました。

これは、練習して会得できるものではなく、まさに持って生まれた天性の才能で、長島茂雄さんが天才型と言われる所以です。
さらに、個性的なキャラクターで人気を集めた新庄剛志さんも、天性の才能の持ち主でした。

新庄剛志さんも長島茂雄さん同様、バッターボックスでいったいどのような球を狙っているかが全くわからなかったという特徴が一致しています。
敬遠のボールを打ちにいって三遊間にヒットを飛ばし、サヨナラ勝ちを収めた阪神在籍時代のエピソードは、未だに阪神ファンの間で語り継がれていますし、相手の巨人ファンにとっても忘れられないシーンでしょう。

このように、天性型の選手というのは普通なら考えられないようなことをするあたり、努力型の選手にはできない才能を持ち合わせていることがわかります。
これには意識せずに体重移動が上手くできるという要素があったと考えられます。

大きくても打てるとはどういうことか

天性型の選手であれば、大きくても打てるといったことが言われますが、この場合の大きくが何を意味しているかは、選手によって異なります。
ただ、一般的には構えについて言っていることが多いでしょう。
バッターボックスにおける構えは、人それぞれ特徴があり、野球をやり始めた選手であれは基本に忠実なのが一番です。

けれど、基本をマスターし、自分にとって最も打てるフォームを確立するためには、あれこれ工夫することも求められます。
打ち方一つとっても、丹田と呼ばれるへその下あたりにしっかりと力を入れて下半身をどっしりと安定させることができるだけの筋力を持ち合わせているならば、仮に構えたときのスタンスの幅が大きくても、天性型の選手ならとっさに反応できるため、打つことができます。
天性の才能のおかげで、無意識に体重移動を行い、球に反応できるからです。

ただ、打つ準備が完了したトップの形には基本の型があるため、これは絶対に守らなければならない要素です。
どのような打法を選んでも、バッティングでの構えは自分がそれで打ちやすいならある程度柔軟性を持って対処して良いのですが、トップの形は決して崩してはいけないと覚えておくといいでしょう。

他の要素は何があるのか

構えのスタンスを大きくしても、天性型の選手は持ち前の野球センスで対応し、打つことができます。
身体の小さな選手であれば、もう一つ大きくすることでヒットを増やすことができるのがスイングの軌道です。

スイングの軌道を大きくすることによって打球が飛ぶことになりますので、ヒットだけでなくジャストミートさせたホームランが打てるのが、天性型の選手の特徴です。

いわゆるホームランバッターと呼ばれるタイプの選手に比べると、バッティング技術が高いのが特徴で、そのために身体が小さい選手でもホームランバッターとして活躍できます。

ヒットも多く打てることから、ホームランバッターでありながら打率が驚異的に高いというところが、まさに天性の才能を持っていることをうかがわせる点です。
これは体重移動の要素はもちろん、バッティング技術も加えた天性型と言えます。

まとめ

天性の才能を持った選手を天性型といい、思いがけない球やヒットも打てれば、ホームランも打てるという器用さを持ち合わせて打率を上げていくのが特徴です。
こうした野球センスという言い方がされる要素はまさに持って生まれたものであり、努力して習得できるものではありません。

そのため、天性の才能を持った選手が努力型の選手のように努力も重ねることで、まれに見る名選手が登場するといます。

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